すこしづつ秋の装いになってきました。
10月は、日本古来の伝統のきものというカテゴリーのなかで
アーテイステックな表現を突き詰め続けている丸山正の展覧会です。
彼は布を押し潰す
泥に浸す
陽に晒す
それはもう布たちにとって
ひどい拷問なのである
しかし彼は布を殺しはしない
ぎりぎりのところで布を救う
そして丸山正の息吹をそれに吹き込む
いじめ抜かれた布たちは
丸山色に染めあげられ
生き生きと復活する
そうして生まれた丸山の着物は生物だ
着てみると分る
生物は粋ものにもなっている
近藤 正臣
<2009年
10月
16日(金)~
10月
25日(日) 会期中無休
作家在廊日:16,17,18日 23,24,25日
1:00pm ~ 7:00pm
パフォーマンス:「まきつけ」 10月17日(土) 5:00pm~
「まきつけ」パフォーマンスが追加になりました。
10月23日(金) 5:00pm~
ぜひ一度ご覧になってみて下さい。
京都・紫野のギャラリー
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